少し前に大ヒットした朝バナナダイエット。
一時は各スーパーからバナナが姿を消すほど話題沸騰となりましたね。
そんな朝バナナダイエットですが、正しい方法で行うことがダイエット成功にもっとも重要なことなんです。
間違った方法で行っていると痩せないどころか、逆に太ってしまう可能性もあるんです
どうすれば朝バナナダイエットで確実に効果を出せるのかを調べてみました。
この記事を読むと、
- バナナに含まれている嬉しい栄養素について
- 正しい朝バナナダイエットの方法
- ダイエット以外のバナナの嬉しい効果
- 朝バナナダイエットを行う上で注意したいこと
について知ることが出来ます。
正しい朝バナナダイエット方法について知って、より効果のあるダイエットを行いましょう!!
朝バナナダイエットって?
朝バナナダイエットとはその名の通り、朝にバナナを食べるダイエット法です。
バナナは栄養価が高く、1本約80キロカロリーと低カロリーなのでダイエットにとてもオススメな食材です。
朝にバナナを食べ、お水を飲むだけでいいのでとても簡単で誰でも気軽に始められると人気になりました。
何より低カロリーなので朝ごはんをしっかりとるよりも大幅なカロリーダウンになります。
栄養価もとても高く、ダイエットだけでなく美容にもとてもいいといわれています。
ダイエット効果も美容効果も高いので女性は特に積極的にとりたい食品の一つといえますね。
ではバナナには一体どのような栄養素が含まれているのでしょうか。
バナナには女性に嬉しい栄養素がたっぷり!
バナナには女性にとっても嬉しい栄養素が豊富に含まれています!
ビタミンやミネラル・食物繊維などが豊富に含まれており、美容にとっても嬉しい効果がたくさん!
またスポーツ選手などで栄養補給にバナナをとっているという人も聞いたことがあると思いますが、バナナはすぐにエネルギーに変換することが可能な食品なので朝に食べることで日中の活動のパワーにもなってくれます!
そのため朝にバナナを食べることをオススメされているんです!
ではバナナに含まれる嬉しい栄養素についてみていきましょう。
その1.食物繊維
バナナ100g中1.1g含有
バナナは食物繊維が豊富な食べ物です。
しかもバナナには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がどちらもバランスよく含まれているのです。
食物繊維は便秘解消にとても効果があり、便秘が解消し腸内環境が整うことで美肌効果もあります。
ダイエット中の方は食物繊維は積極的にとりたい栄養素の一つですね。
その2.カリウム
バナナ100g中360㎎含有
果物のなかでもっともカリウムを多く含んでいるのがバナナです。
カリウムには体内の余分な水分を排出してくれる効果があり、むくみの解消に大きな役割を果たしてくれます。
むくみが解消すると血管が拡張し、血流がよくなることで代謝アップにもつながります。
またカリウムには脂肪の燃焼を助けてくれる効果もあり、ダイエット効果が高いですね。
その3.ビタミンB群
バナナ100g中0.47㎎含有
バナナにはダイエットや美容に嬉しいビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6)が豊富です。
それぞれどのような効果があるのかみていきましょう。
ビタミンB1の効果とは
ビタミンB1は糖質を効率よくエネルギーに変換してくれ、糖質の代謝に対して大きな役割を果たします。
その結果蓄積される脂肪の量が減り、ダイエット効果が高いのです。
摂取した糖質をうまくエネルギーに変換してくれるので、代謝が上がり、太りにくい体質へと近づけてくれます。
またビタミンB1には疲労回復効果も高く、むくみの予防効果もありますよ。
ビタミンB2の効果とは
ビタミンB2は過酸化脂質の分解を促進することで、脂質の分解を助けてくれる効果があります。
またビタミンB2は口内炎の改善・予防効果や、皮膚や髪を作る効果もあるので美肌効果も抜群です。
ビタミンB6の効果とは
ビタミンB6はたんぱく質からエネルギー産生する際や筋肉や血液などがつくられたりする時に必要なビタミンです。
そのため貧血予防の効果があります。
女性の方で貧血気味の方はとても多いといわれているので、貧血予防はとても重要ですね。
また筋肉や心筋のはたらきを正常にする効果もあるので、とても重要なはたらきをしています。
このようにビタミンB群は美容・ダイエットにとても重要な役割があるので、積極的にとりたい栄養素の一つですね。
その4.ポリフェノール
バナナ100g中1.1g含有
バナナにはポリフェノールも豊富に含まれています。
バナナ100g中、板チョコ1.1枚分のポリフェノールが含まれているともいわれています。
バナナのポリフェノールにはフィトケミカルが多く含まれているのですが、このフィトケミカルは強い抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは体内の活性酵素を取り除いてくれる効果のことです。
抗酸化作用が高いと、美肌や若返りなどのアンチエイジング効果が期待できます。
またポリフェノールは冷え性の改善にも役立つといわれています。
その5.セロトニン
バナナ100g中10㎎含有
セロトニンとは幸福ホルモンとも呼ばれているもので、感情のコントロールに関わり明るく楽しくしてくれるホルモンともいわれています。
セロトニンを増やすには、トリプトファンとビタミンB6が必要なのですが、バナナにはそのどちらも含まれているので、セロトニンの吸収もアップするのです。
バナナを積極的に食べて、笑顔でダイエットを乗り切るためにもセロトニンはとても重要な役割を果たしてくれますよ!
朝バナナダイエットの正しい方法
では朝バナナダイエットの正しい方法について説明していきます。
間違った方法だとうまくダイエット効果がでない場合もあるので、ぜひこちらの正しい方法を参考にしてみてくださいね。
朝バナナダイエットの方法その1
朝バナナダイエットは、ただ朝にバナナを食べるのではなく一緒に水を飲むことが大切です。
朝食はバナナ1~2本とコップ1杯の常温の水をとります。
ここで注意したいのは冷たい水ではなく、常温の水を飲むということです。
朝冷たい水を飲むと胃を刺激するために、より食欲を増してしまう可能性があります。
また胃腸を休めるという意味もあるので胃に負担の少ない常温の水を飲むようにしましょう。
あとはバナナはよく噛んでゆっくりと食べることがポイントです。
これもよく噛むことで胃腸への負担を軽くする目的のためです。
またよく噛んでゆっくり食べることで満腹中枢が刺激され、バナナだけでも満足できるようになります。
朝バナナダイエットの方法その2.昼と夜はバランスの良い食事をとる
ダイエット中の食事はなるべく量を減らそうと意識してしまいがちですが、朝バナナダイエットはその必要はありません。
しかし何でも良いというわけではなく、なるべくバランスの良い食事を心がけましょう。
和食中心の一汁三菜のような食事がオススメです。
インスタント食品や、おにぎりだけ、サラダだけといった偏食は控えましょう。
また間食は15時前後に1種類を少量のみならOKです。
その場合は洋菓子よりも和菓子、ナッツやチーズ、高カカオチョコレートなどにしましょう。
スナック菓子やケーキやアイスなどは控えるのがオススメです。
朝バナナダイエットの方法その3.夜20時以降は何も食べない
夜遅い時間に食事を食べてしまい、そのまま眠ってしまうと吸収した食事がエネルギーとして使われないために、脂肪として吸収されてしまいます。
遅くても夕食は20時頃までに済ませ、それ以降は何も食べないようにしましょう。
朝バナナダイエットは胃腸を休めることも重要視しているので、胃が活発に動いている状態で眠らないようにしましょう。
胃がしっかりと休んだ状態で眠ると、翌日の朝がスッキリ起きれるので目覚めも変わってきますよ!
これらのことを守って正しい方法で朝バナナダイエットをおこないましょうね。
バナナに一工夫してもオススメ
毎日同じバナナばかりだと飽きてしまうかもしれません。
そんなときはバナナに一工夫してみるのがオススメです。
それはバナナを加熱することです。
加熱することでバナナ本来の甘味が増し食べやすくなりますし、あたたかいものを食べることで身体もあたたまり代謝アップにつながります。
あたためるとバナナもさらに柔らかくなり、胃腸への負担も少なくなりますよ。
レンジやフライパンでさっと加熱するだけで、ホットバナナの完成です。
- 電子レンジの場合:600wで約30秒加熱
- フライパンの場合:弱火で約1分さっと焼く
ホットバナナを作るときに注意したいのは、油や砂糖などは一切使わないことです。
油や砂糖を使うだけでグッとカロリーアップしてしまい、ダイエット向きではなくなってしまいます。
あとは熱々のまま食べないことです。
熱々のまま食べてしまうことは、胃腸に優しくありません。
少し冷ましてから食べるようにしましょう。
ホットバナナはとてもおいしいので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
バナナのダイエット以外の嬉しい効果
バナナには朝バナナダイエットだけでなく、他にも嬉しい効果がたくさんあります!!
どのような嬉しい効果があるのか解説していきます。
嬉しい効果その1.胃腸を休めることができる
バナナはとても消化の良い食べ物のため、一食をバナナに置き換えると胃腸を休めることが出来ます。
胃腸を休めることで、食事の栄養素の吸収効率をアップすることができます。
食事を抜くことでも胃を休めることはできますが、何も食べない時間が長く続くとその後の食事で急激に血糖値を上げてしまうことになるので効果的ではありません。
そのため消化のいいバナナなどをとるだけで、その後の血糖値の急激な上昇を抑えることができつつ、胃腸を休めることが出来るのです。
また消化がとても良いので、体内で早くエネルギーに変換することが可能です。
朝にはもってこいの食材ともいえますね。
嬉しい効果その2.腸内環境がよくなる
食物繊維たっぷりのバナナを毎朝とることで、便秘解消につながり腸内環境を整えることができます。
朝バナナダイエットをすることで胃腸も休まるので、より腸内環境が整います。
便秘の予防・解消はダイエットにとても重要です。
腸内環境を整えることで免疫力アップや、美肌効果なども期待できますよ!
嬉しい効果その3.美肌効果がある
バナナには美容にもとっても嬉しい効果がたくさん!
ビタミンB群だけでなく、バナナにはビタミンCやカロテンなども含まれています。
これらの栄養素は綺麗なお肌をつくるために必要不可欠なものです。
バナナにはビタミン類も多く含まれているので、美肌効果も抜群!!
実際にバナナを毎日食べていたらくすみが薄くなったという声も聞かれていますよ!
嬉しい効果その4.コレステロールを下げる効果も!
コレステロール値が高いと、生活習慣病や脳梗塞や心筋梗塞など怖い病気のリスクが高まります。
バナナに含まれているペクチンという成分は、コレステロールからつくられる胆汁酸の排出を促す効果があり、コレステロール値を下げる効果があります。
またバナナに豊富に含まれている食物繊維もコレステロールを下げる効果があります。
生活習慣病の予防のためにもバナナはとても効果的な食べ物といえますね。
朝バナナダイエットの注意点って?
そんな様々な効果がある朝バナナダイエットですが、いくつか注意点があります。
間違った方法を続けていてははダイエット効果がなくなってしまうこともあります。
しっかりと注意点も知ったうえでダイエットに臨むようにしましょう。
注意点その1.身体の冷えに気を付けよう
バナナは身体を冷やしてしまうことがあります。
朝にバナナと水だけでは、身体を温めるためにしていることが全くないのと同様なので身体はおのずと冷えてしまいます。
夏は外が暑いので平気かもしれませんが、特に冬なんかはかなり冷えてしまうこともあります。
冷えは血管を収縮させ、血流が滞り、代謝を下げてしまうのでダイエットの大敵です。
もし冷えが気になる方は、ホットバナナを食べるようにしたり、常温の水ではなく白湯を飲むようにしましょう。
注意点その2.栄養の偏りに注意しよう
バナナは栄養豊富といえども、朝にバナナだけをとる単品ダイエットであるために、栄養が偏ってしまいがちです。
実際にバナナだけでは、タンパク質などはほとんどとれません。
そのために昼食・夕食はバランスの良い食事にする必要があります。
栄養のバランスが偏っていては綺麗に痩せることはできません。
バランスの良い食事をとりつつ痩せることが大切なので、昼食と夕食は品数を多くバランスよく食べるようにすることが大切ですね。
注意点その3.カリウムの摂りすぎに注意しよう
バナナにはカリウムが豊富に含まれており、カリウムはむくみの予防に役立つことは先ほど説明しましたが、カリウムはとりすぎにも注意したい栄養素の一つなのです。
カリウムをとりすぎてしまうと、腎臓に負担をかけてしまうので腎臓に持病がある方は特にカリウムの摂りすぎには注意が必要です。
またカリウムの摂りすぎは高カリウム血症を引き起こしてしまう可能性もあります。
高カリウム血症の症状として、不整脈や吐き気、動悸などがあります。
高カリウム血症を放置しておくと、人体に重篤な症状を及ぼす危険性もあるので注意したいですね。
しかし、1日2本程度のバナナであれば健常な人は全く問題ありません。
朝バナナダイエットはバナナの摂りすぎには注意し、1日1~2本程度にしておきましょうね。
まとめ
朝バナナダイエットの正しい方法について知ることができたでしょうか。
食事制限ダイエットや運動とは違って、朝にバナナとお水をとるだけなので、気軽に始められるダイエット法なのではないでしょうか。
今まで朝バナナダイエットで失敗してしまった方は、昼食・夕食をとりすぎてしまったり、正しい方法でできていなかったという場合が多いと思います。
いくら朝食をバナナだけにしても、昼・夕食を高カロリーなものばかり食べてしまっていてはダイエット効果はなくなってしまいます。
昼・夕食はバランスの良い和食にすることが成功の大きなポイントです。
正しい方法で朝バナナダイエットに取り組み、理想のスタイルに近づけるように頑張りましょう!
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