セブ島にこれから旅行をするのであれば、渡航前に知っておくべき注意点って何かあるのかな?って思いますよね。
例えば「持ち物は何をもっていけばいいんだろう?」とか、「セブは治安があまりよくないとは言われているけど、実際どれくらい注意すべきなのか具体的に知りたい。」とか…
事前に知っておいたほうがいい情報がたくさんあります。
そこで、この記事ではこれだけ押さえておけばセブ島旅行はばっちり!という基本的な情報を余すことなくお伝えしていきます。
時差の計算の仕方や機内での時計の合わせ方、空港からホテルまでの移動手段のオススメ、通貨の単位の計算方法など、実際にセブに何度も旅行で行っている人にしかわからない情報も解説しています。
意外に現地についてから知らないと困るようなマニアックな情報に焦点をあてていきますので、是非参考にしてみてくださいね。
セブ島ってどこにあるの?日本から見た場所について
セブ島って南国のリゾートというイメージがあるかと思いますが、日本から見てどのあたりに位置しているのでしょうか。
日本から見て、真南というよりは南南西の方角にありますね。
セブ島はフィリピンにあります。
もう少し拡大してみてみましょう。
フィリピンは7107もの島々が集まってフィリピンという国になっています。
セブ島はよく見ると、マクタン島という島がすぐ近くにあます。
この2つの島がフィリピン屈指のビーチリゾートになっています。
セブ島とマクタン島は橋で繋がっており、簡単に行き来することができます。
セブ島には空港がないので、セブ島に行く場合は、マクタン島にあるマクタン国際空港を利用し、そこから陸路でセブ島に上陸する必要があります。
この画像で見てもらっても分かる通り、2つの橋で島同士が隣接しているのがわかりますね。
どちらも屈指のリゾート地ですよ♪
セブ島の気候って?
セブと東京の気温について比較してみました。
セブ島を含む、フィリピンは年間を通して高温多湿です。
年間を通しての平均気温は26~27度とかなり暖かいですね♬
年間を通じて、乾季と雨季に分かれており、12~5月は乾季、6~11月は雨季です。
雨季は毎日のようにスコールが降ります。
スコールなので1日中雨が降っているということはほとんどありませんが、セブ島では排水設備があまり整っていないために、浸水や道端に大きな水たまりができることもしばしばあります。
また全国的に1番降雨率が多いのは、7~8月です。
あまり雨に当たりたくない方は、この時期は避けたほうが良いかもしれませんね。
セブ島は年間通じて暖かいので、ゆっくりリゾートを満喫できそうですね♪
セブ島にはどうやって行くの?空港・時差について
こちらが、マクタン・セブ国際空港です。
日本からの直行便はあるの?
日本からもマクタン・セブ国際空港の直行便が出ています。
便名 | 運航日 | 出発→到着 |
---|---|---|
5J5063 | 火木土日 | 12:05→16:20 |
PR433 | 毎日 | 14:40→18;40 |
PR435 | 毎日 | 19:45→23:45 |
便名 | 運航日 | 出発→到着 |
---|---|---|
PR409 | 毎日 | 15:25→18:45 |
便名 | 運航日 | 出発→到着 |
---|---|---|
PR479 | 火木土日 | 15:30→19:00 |
東京からセブへは、約4時間、大阪からセブへは約3時間半、名古屋からセブへも約3時間半で到着します。
日本から直行便で4時間程度で行けるので、気軽に南国リゾートへ行くことができますね。
しかし、あまり便数は多くないので、お出かけの際はよく調べてから旅行のプランを立てましょう♪
日本出国の流れ
初めて海外旅行に行くという方も多いのではないでしょうか。
日本出国の流れについて説明します♪
1.出発の2時間前までに空港に到着
出国までの手続きは時間がかかるので、飛行機の出発時間の2時間前までには空港に到着しているようにしましょう。
2.搭乗手続き
利用する航空会社もしくは参加するツアーの専用カウンターへ行き、機内に預ける荷物のX線検査を受け、搭乗券を受け取る。
座席の希望がある場合はここで申し出るのが良いでしょう。
その後機内持ち込み以外の荷物をここで預けます。
大きなスーツケースに入れておいた中で機内で必要なものがあれば忘れずに取り出しておきましょう。
3.セキュリティチェック
出国ゲートの保安検査場で、ボディチェックとⅩ線による機内持ち込みの手荷物検査を受ける。
4.税関
合計で100万円相当額を超える日本円・外貨などの所持者は「支払手段の携帯輸出・輸入届出書」を記入の上、税関へ申告する。
特に申請するものがなければ、素通りでOKです。
5.出国審査
出国審査のブースに行き、パスポートと搭乗券を審査官に掲示します。
パスポートに出国のスタンプが押され、搭乗券と共に返却されると完了です。
6.搭乗
搭乗ゲート前で待ちます。
搭乗ゲートは案内板やモニターで確認することができます。
免税品を購入する場合は搭乗券の掲示が求められるので、あらかじめ準備しておきましょう。
マクタン・セブ国際空港での空港利用税について
マクタン・セブ国際空港では、出国手続き時に空港利用税がかかります。
出国時に750ペソお支払いする必要があります。
日本円で1635円です♪(1ペソ:2.18円)
日本円ではお支払いできないので、必ず250ペソは残しておきましょう。
しかし空港内にATMや、両替所もあるので万が一のときも安心です♪
空港は飛行機離陸時間の2時間前には空港に到着しているのがベストなので、時間に余裕をもって行動することが大切です。
空港からセブ島へはどうやって行くの?
セブ島では、鉄道があまり発達していません。
セブ市内で最もポピュラーなのはバスか、タクシーですが、空港まで送迎しているバスはほとんどないので、空港からの移動はタクシーを利用するのが便利です。
空港を出て右の方にまっすぐ進むと、タクシー乗り場があります。
タクシー乗り場は時間によっては、かなり混雑します。
先日私がセブに旅行に行った際は、約1時間ほど待ちました。
時間に余裕のない方は、ホテルなどに送迎を依頼していたほうが良いかもしれません。
タクシーには2種類あり、白いタクシーと黄色いタクシーがあります。
こちらが白いタクシーです。見ての通り白いですね。
そしてこちらが黄色いタクシーです。
どちらに乗ればよいのでしょう?
特徴をまとめてみました♪
- 白いタクシーより黄色いタクシーのほうが料金が高い
- 黄色いタクシーはエアポートタクシーといい空港専門のタクシー
- サービスはどちらも何ら変わりない
- セブ島で一般的に利用されるのは白いタクシー
料金くらいしか大きな差がありませんね。
オススメは白いタクシーに乗ることです♪
道路の混雑状況にもよりますが、空港からセブ市内までは約30分ほどで到着します。
実際に私がセブ島でタクシーに乗った時は、道路状況もあまりよくないし、運転も日本のタクシーと比べてもかなり荒かったです。
割り込みや、急停車・急発進は当たり前だったので、タクシーに乗る場合がその辺も覚悟しておくと良いかもしれませんね。
日本とセブ島の時差ってどのくらい?
日本とセブの時差は1時間です。
フィリピンでの時間は、日本時間からマイナス1時間すれば良いのです。
例えば、日本が午前10時の場合、フィリピンは午前9時となります。
フィリピンはたくさんの島々からできていますが、フィリピン国内での時差はないので、セブも同一です。
番外編!携帯での時刻の直し方(iPhone)
時差があるため、携帯の時間も現地の時間に直しておきたいですね。
自動設定をONにすることで、時刻を変更することができます。
以下の手順で自動設定をONにできます。
設定→一般→日付と時刻→自動設定をON
これで自動的に時刻を変更することができます。
セブ島の通貨について
セブ島の通貨は、1ペソ日本円で、2.18円です。
補助通貨は、センタボといい100センタボで1ペソになります。
紙幣は1000ペソ、500ペソ、200ペソ、100ペソ、50ペソ、20ペソの6種類あります。
硬貨は10ペソ、5ペソ、1ペソの他、1センタボ、5センタボ、10センタボ、25センタボの7種類があります。
ペソへの両替方法
両替は空港・銀行・ホテルのフロント・街の両替商・ショッピングモール内の両替所などで両替することができます。
この中で両替商のレートが1番良く、空港・銀行・ホテルのフロントはあまり換金レートがよくない。
ショッピングモール内の両替所は換金レートはあまりよくないが、旅行者はぼられる心配がなく安心して利用できます♪
ショッピングモール内の両替所は21時くらいに閉まってしまうので、両替所に行く場合はなるべく早くに行くことをオススメします。
セブ島でチップは必要?
セブ島を含むフィリピンにはチップの習慣があります。
以下はチップの目安になります。
- 空港・ホテルのポーター…荷物1個につき10ペソ
- ベッドメイキング…10~20ペソ(1部屋)
- ホテルのルームサービス…20ペソ~
- 流しのタクシー…支払いの10%程度
- レストラン…支払いの5~10%程度
必ずチップが必要というわけではありませんが、サービスを受けたな。と思ったらお気持ち程度ですがお渡しするのが、一般的ですね♪
セブ島の治安ってどうなの?安全?
セブ島の治安は、フィリピンの他地域と比較すると安定しているといわれています。
大きなショッピングモールや、リゾートホテル内は特に安全です。
しかし、夜間の女性の1人歩きなどは危険なので控えましょう。
フィリピンは日本と比較して物価が非常に安いので、日本からの観光客というだけで、スリや盗難の危険度が高いです。
トートバッグなど口が大きく開くバッグや、リュックなど目の届かないところに出し入れ口があるバッグはスリの危険性がかなり高いです。
スリが心配な場合は、このような身体に密着するボディバッグがあると安心です。
現金はこのボディバッグに入れ、洋服の下に付けておくと、スリに合う可能性はかなり低いです。
様々な商品があるので、安全に海外旅行を楽しめるよう注意しましょう。
タクシーはメーターをチェックしよう!
タクシーのメーターを作動させず、ボッたくる悪質タクシーもいます。
乗車時にはきちんとタクシーのメーターを作動させているか確認しましょう!
もし嫌がる場合は、ほかのタクシーを探しましょうね。
屋台は賑わっている店を選びましょう!
セブ島には屋台で食べ物を売っているところも多く存在します。
屋台では衛生面に注意が必要です!
食器を洗っているか、食材に火が通っているかなどを確認し、地元客の多い店を選ぼう。
あると便利!セブへの海外旅行での持ち物のオススメ
海外旅行での持ち物って色々ありますよね。
そんな中で、セブ島旅行に行く方に是非!持っていたら安心なものをお伝えします♪
ラッシュガード
セブの紫外線は非常に強いです。
紫外線量は日本と比較し、7倍以上とも言われています。
屈指のリゾート地に行く方の中には、水着で遊ぶという方も多いですよね。
日焼けが気になる方はラッシュガードがあると、日焼け防止になりますのでオススメです♬
日焼け止め
非常に強い日焼け止めから肌を守るために、日焼け止めは必須です!
SPF50+の日焼け止めにかなり強いものを選んだほうが良いでしょう。
セブ島の紫外線はかなり強いため、短時間でも太陽光の下にいるだけですぐにお肌が真っ赤になってしまいます。
一度塗ったから満足というわけではなく、ちょこちょこ塗りなおしも必要ですので、お忘れなく!!
私もセブ島に行ったとき、ちょくちょく日焼け止めを塗りなおしていたにも関わらず、かなり日焼けしてしまいました。
日本の紫外線とは全く違うんだなー…と痛感しました。
紫外線対策グッズは必須です!
折りたたみ傘
南国リゾート地では、1日中雨ということはあまりありませんが、スコールに遭遇する可能性はかなり高いです。
スコールは一時的なものですぐに止みますが、結構な雨の量が降るので屋外にいるとビシャビシャになってしまうことも多々あります。
そんなとき、折りたたみ傘があれば突然のスコールでも雨に濡れることなく安心です♬
晴れ・雨兼用の傘であれば、日差しが強い場合は日傘としても使えるので一石二鳥ですね!
ポケットティッシュ
セブのトイレには、トイレットペーパーが備え付けられていないところが多くあります。
下水設備が整っていないため、トイレに流すことも好ましくないのです。
そのため、用を足した後に使用したペーパーはトイレに備え付けのごみ箱に入れます。
ホテルなどのトイレはペーパーが用意されているので心配はいりません。
街中のトイレなどでは、そのペーパーも備え付けになっていないトイレが多いので、ポケットティッシュは超必須アイテムです!
お持ちのティッシュを使用するようにしましょう。
ミネラルウォーター
セブは浄水設備もあまり整ってはいないため、生水はもちろん、ホテルの客室の水道水も絶対に飲んではいけません。
そのためミネラルウォーターは必須です!
セブでも購入することができます。
500mlのペットボトルのミネラルウォーターも20ペソ(日本円で54円)ほどで購入することができます。
旅行中に体調が悪くなってしまうことは絶対に避けたいので、必須物ですね!
酔い止め薬
セブ島で船やフェリーに乗って、離島に行く方や、マリンアクティビティをする方は酔い止めを飲んだほうが良いでしょう。
離島などへは大型船ではなく小型船で移動するため、かなり揺れます。
陸路での移動の場合も、路面状況が整っていない場所も多くみられるため、車もかなり揺れます。
海路・陸路に関わらず、体調万全で楽しく旅行を満喫したい方は酔い止め薬を持っていくのをオススメします!
羽織もの
セブ島は1年中暖かく半袖で充分過ごせますが、屋内はかなり冷房が強いところが多いです。
屋外は暖かいのに、屋内に入ったらガクガクするほど寒いということもあります。
そんなときのために、薄手のもので充分なのでサッと羽織れる上着などがあると便利です。
薄手のカーディガン1枚でも、あるのとないのとでは全く違いますよ!
おわりに
セブ島についての基本知識を知ることができたでしょうか。
セブ島は日本からも気軽に行ける、南国リゾート地としてとても人気の高い場所です。
海外旅行前に不安を解消し、思い切りセブ島旅行を楽しんできてくださいね!
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